Ringo Meets Art

古くより、西洋美術において、りんごはひとつのモチーフとして描かれてきました。豊穣や生命のはかなさなどの象徴として、旧約聖書で伝えられる”知恵の実”として表されています。


「りんごの街」としても知られる弘前市は、りんごの生産量全国一を誇っています。
明治時代に、アメリカの宣教師が教え子や信者に分け与えたのが、弘前における「りんご」のはじまりといわれ、同時期には、りんごの栽培も行われ始めます。1877年(明治10年)には、3つのりんごが弘前ではじめて結実しました。


その当時「りんご園」だった場所に、約100年前建てられたレンガ造りの酒造工場では、戦後、日本で初めて大々的にりんごのお酒「シードル」が生産されました。その後は1965年の工場移転に伴い、酒造工場としての役割を終えました。このレンガ倉庫は、2020年に「記憶の継承」をコンセプトに改修され、美術館として生まれ変わりました。


りんごは産業や文化など様々な面で、この土地に恩恵をもたらしています。ただ近年の自然環境や社会環境の急激な変化により、りんごに携わる人々や街、まつわる取組も大きな変容を見せようとしています。


本プロジェクトでは、「アート」「シードル」そして「弘前」をキーワードに、りんごと密接に関わり合う土地において創造的活動を行う弘前れんが倉庫美術館を起点に、様々な体験プログラムを展開していきます。


「アート」や「お酒」という魅力に出会い、
「地域」を考えるきっかけになることを望みます。

Movie

Tourism

ツアーコンテンツ

本プロジェクトでは、弘前れんが倉庫美術館を中心に「アート」「食」「クラフトシードル」 の特別なプログラムを体験することができます。

Collection

りんごと弘前れんが倉庫美術館

シードル発祥の地とも称される「弘前れんが倉庫美術館」。約100年前に建てられる前は、 りんご園でした。

そんな美術館のコレクションは、地域文化や煉瓦倉庫建築にあわせて制作された「サイト・ スペシフィック」(場所性)の特徴を持つ作品たちです。

Travel conditions

参加方法・お申し込み

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